【サッカーチャレンジ】
自律型ロボットによるサッカー競技。2対2でチームワークも含めたロボット技術の総合的な習得を目的としたチャレンジです。各チーム2台で構成されており、通常のサッカーと同様に相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。ボールからは赤外線が発光されており、それをロボットが受光してボールの位置を判別しています。
- 【世界大会における日本人選手の成績】
- 2011年:第15回 イスタンブール大会 1位/中学校3年生と小学校6年生の女子チーム
- 2010年:第14回 シンガポール大会 1位/高校1年生と高専学校1年生の関西チーム
- 2009年:第13回 グラーツ大会 1位/小学校1年生と5年生の男子チーム
- 2008年:第12回 蘇州大会 1位/Team Takahama
- 2007年:第11回 アトランタ大会 1位/Team Takahama
- 2006年:第10回 ブレーメン大会 1位/Designers
- 2005年:第9回 大阪大会 1位/CYSEA Y.Y.
- 2004年:第8回 リスボン大会 2位/Ultimate
- 2003年:第7回 パドバ大会 3位/Rise-Forza-A
【ダンスチャレンジ】
ロボットが2分間の演技時間の中でダンスや演技を披露する競技です。面接方式のインタビュー審査と実際にロボットが演技をするパフォーマンス審査があり、審査員がスコアシートを基に評価し、スコアシートの得点によって順位付けがされます。
- 【世界大会における日本人選手の成績】
- 2005年:第9回 大阪大会 1位/SORAN
- 2003年:第7回 パドバ大会 1位/Team Hori-Hori
【レスキューチャレンジ】
ロボットが自分で周りの状況を判断し、様々な障害をのりこえながら、被災者シールを見つけていく競技です。何より「レスキュー」という人助けにつながる競技であることが、前向きな気持ちを生み出します。自分のロボットが、障害をのりこえ被災者を無事に見つけ出したときの喜びを体験することができます。
- 【世界大会における日本人選手の成績】
- 2008年:第12回 蘇州大会 1位/LINK
- 2007年:第11回 アトランタ大会 1位/M&Y
- 2006年:第10回 ブレーメン大会 1位/LINK
- 2004年:第8回 リスボン大会 2位/Dragon Rescue
【CoSpaceチャレンジ】
Cospace競技は、新しくシンガポールで開発された競技です。日本大会で実施されるのは今回の尼崎大会が3回目となります。CospaceRescue競技は、シュミレーションソフトを使って競技が行われます。他の競技と違ってロボットを製作して参加することがありません。大会当日に開示される被災現場のフィールドにあわせてその場でプログラムを作成します。パソコン上のロボットが被災者に見立てたオブジェクトを救助して対比エリアに運ぶ競技です。時間内に効率よく被災者を救助することを競います。世界大会では、実際のロボットも支給され、実機と仮想ロボットの両方を使って救助活動をします。