本青年部こいもん・街おこし委員会は、
5月13日、尼崎商工会議所701会議室で、
「5月度講師例会 ニュースの現場から見えてきた、5年後の日本と世界」
を開催し、青年部メンバー36名とゲスト3名が参加しました。
講師の仲野氏(株式会社オフィス・リベルテ 代表取締役)は、
様々なメディアを通じて、国内外に情報を発信している敏腕ジャーナリスト。
東京オリンピックの開催によって国内の景気やトレンドがどう変化するのか
といったお話を、ジャーナリストの視点からご講演いただきました。
東京五輪の開催による影響を受ける業界として、
まず警備業界が挙げられました。
1964年大会がきっかけとなり誕生した警備業界ですが、
2020年大会ではロボットによる警備が活発化することが予想されるほか、
サイバー攻撃などのネット上のセキュリティ面にも大きな影響が与えられるようです。
また、ホテル・レジャー業界では、
富裕層向けのホテルの誕生が活発になると予想されています。
日本への外国人観光客は年々増えており、
富裕層の外国人観光客をいかに取り込むかが、
地方の観光業の活性化のカギとなります。
逆に東京五輪開催にあたって課題となっているのが、
若年労働力の人材難です。
既に人材不足が生じている建設業やサービス業では、
東京五輪に向けて更なる人材不足が懸念されます。
外国人労働者の門戸解放が実現されるのかどうか。
そういった点に今後ますます注目されます。
また、今年度の例会では、青年部メンバーのスピーチを行うこととなり、
今回は3名のメンバーが発表。
それぞれ個性豊かなスピーチをされ、会場は大いに盛り上がりました。
講演終了後は、会場を「ごん兵衛 尼崎店」に移し、
仲野氏、ゲストの方々も交えて懇親を深めました。