基本方針・委員会方針

基本方針

和楽~和を繋いで楽しむ~

部会長 入口 健史

和楽とは、「和」(仲良くすること、互いに協力し合う関係)と「楽」(積極的に物事を受け入れ、楽しむこと)が組み合わさった言葉です。自分の考え方を見直し、一歩前に踏み出して仲間と協力し、積極的に事業に携わることで、必然的に楽しさが生まれます。

自分の考え方を見直すことは難しいと思いますが、まずは考え方を意識することから始めます。考え方が変われば言葉が変わり、言葉が変われば習慣が変わります。習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わります。「その人格が運命を決める」と言っても過言ではありません。

一歩前に踏み出して、青年部活動に参加することから始まります。参加のないところに出会いはなく、出会いのないところに感動はなく、感動のないところに幸せはありません。だからこそ、「参加」がすべての始まりなのです。

昨年、尼崎商工会議所青年部は30 周年を迎え、メンバー一丸となって活動を終えました。先輩方の想いが今に繋がり、私たちの活動が続いていることを実感しています。本年度は、「和を繋いで楽しむ」をテーマに、以下の実践を目指します。

  • 行政や地域との繋がりを深め、地域を明るくする。
  • 若者との繋がりを強化し、次世代の育成を進める。
  • メンバー同士の繋がりを深め、交流を活かし、個々の事業活動に役立てる。
  • 何より、家族との繋がりを大切にする。

これまで脈々と続いてきた「和」を次代に繋げていくために、メンバー全員が積極的に青年部活動に参加し、協力することで、さらに深い和を作り上げます。意見を出し合い、切磋琢磨することを楽しむ=「楽」を実感し、共に成長していく一年にします。

総務・広報委員会

委員長 吉村 健

⻘年部は発⾜30 年を過ぎ、持続的な発展を⾏うために⻘年部全体が⼀丸となって地域の課題解決に向かうための基盤を築く必要があります。総務・広報委員会では組織の内部運営を⽀える「総務」と、地域社会に向けた⻘年部の活動を発信する「広報」の両⾯から、柔軟かつ的確な対応を⾏っていきます。

まず、組織運営を的確に⾏う中で⻘年部の活動を円滑に進めるための基盤づくりに注⼒します。これまでの枠に囚われず、今まで以上に⻘年部らしさを発信します。

そして、組織の認知度向上と信頼構築を⽬的とし、効果的な広報戦略を学ぶ場を提供します。広報の重要性を理解し、効果的な情報発信の⽅法を学ぶことで、組織や団体の認知度向上、信頼獲得、活動促進を図り、広報の基本から最新のトレンドまでを学び、実践的なスキルを習得することを⽬指します。その結果、地域の活性化や組織のPR 効果を⾼めるとともに、多くの⼈々が関⼼を持ち、参加したくなるような魅⼒的な広報活動を実現でき
るようします。

総務・広報委員会は、⻘年部の「縁の下の⼒持ち」として、全体の活動を⽀えつつ、その成果を広く外部へと発信する重要な役割を担っています。地域経済の発展とコミュニティの活性化に向けた⼀助となるべく、全⼒で取り組んで参ります。

和楽委員会

委員長 難波 有

昨年度、創⽴30周年を迎えた当⻘年部は、受け継がれた想いと共に新しい未来への扉が開かれました。あらゆる世代が協同する時代を超えた繋がりには、過去と未来をつなぎ、異なる視点や価値観が交わることで無限の可能性が⽣まれます。その可能性を探求するには、新しい時代を切り拓く次世代の情熱と創造⼒が必要であり、これまでの⻘年部の歩みを進化させる強みとなることと信じております。

和楽委員会は、次世代の中⼼となり、部会⻑基本⽅針でもある「和楽〜和を繋いで楽しむ〜」ことを指針としながら、⻘年部全体に向け、⼈⽣を変える仲間との出会いを育む場となるよう、⻘年部活動へ積極的に参加する雰囲気づくりに努めます。また、世代関係なくヨコの繋がりを⼤切にし、より豊かな交流の場を築くきっかけを創ります。

そのためにはまず、新しい⾃分を発⾒し理解すること。さらに、相⼿の⽴場や考え⽅を尊重し⽿を傾け受け⼊れること。この⼆つが重要と考えます。

⾃分を知り相⼿を知ることで、絆を深める相互成⻑が⽣まれ、和やかな時間へと繋がります。お互いの思いを⾃由に表現できる環境で、⼀⼈⼀⼈が傍観者ではなく当事者として⻘年部活動を楽しめるよう尽⼒いたします。

これまで同じ時を共に過ごした先輩⽅に感謝の念を抱き、歴史の継承と次世代の⾰新が共存する繋がりを永続的な絆とし、⻘年部のさらなる未来を照らしていけるよう邁進いたします。

まちづくり委員会

委員長 崎⼭ 御前

昨年、⻘年部は30 周年の節⽬を迎え、⼤きな事業を⾏うことで対外的にも活動をアピールすることに成功しました。今年度は『和楽』という⻘年部全体のテーマのもと、今⼀度メンバーの和をつなぎ、楽しみながら活動に参加することが重要であると考えています。

今年度、私たちまちづくり委員会は「⾏政や地域とのつながりを深め、地域を明るくすること」、「家族とのつながりを⼤切にすること」という2 つの⽬的を達成すべく活動していきます。

まず、「⾏政や地域とのつながりを深める」という⽬的に対しては、⾏政機関、地域団体等を巻き込んだ事業の開催を企画していきます。このイベントでは、⻘年部及び地域の皆様が⾏政との距離を近く感じ、より信頼を深められるような場づくりを⽬指します。⾏政との連携を通じて地域全体が明るくなる仕組みをつくり、多くの⽅々に参加していただけ
る機会を提供していきます。

つぎに、「家族とのつながりを⼤切にする」という⽬的に対しては、家族も参加できる例会を計画していきます。家族が⼀緒に楽しめる内容を取り⼊れることで、⽇ごろ⻘年部活動にはげむメンバーへの家族の理解を深めます。そして家族の絆を深め、笑顔あふれる時間を⽣み出したいと考えています。

さらに、委員会活動の成功にはメンバーの協⼒が不可⽋です。⼀⼈ひとりが積極的に参加し、知恵や⼒を持ち寄ることで、より良い結果を⽣み出していきたいと考えています。⼀致団結して取り組みを進めるとともに、お互いを⽀え合いながら成⻑できる場をつくっていきます。

「和楽」というテーマのもと、メンバーが楽しめることを⼤前提に⼈と⼈とのつながりを⼤切にした活動を展開していきます。地域に笑顔と活⼒を届けるために、委員会⼀丸となって取り組んでいく所存です。

KSK委員会

委員長 濱⽥ 愛⼦

私たち⻘年経済⼈には、守るべき明⽇があり、守るべき組織、地域があります。そして、守りたい⼤切な⼈たちがいます。その責任は、時に⼤きな勇気を⽣み、時に不安や、やり切れない悔しさを伴います。また、昨今の技術⾰新は、情報の質や量を⼤きく変化させ、私たちに求められる経営の資質や、責任を⽇々刻々と変化させ、状況をより複雑化させています。

KSK(経営資質向上)委員会は、その変化を向上のチャンスと捉えるべく、⻘年経済⼈として責任を果たし前進したいと戦う仲間と、私たち⾃⾝へのエールとして、経営資質の向上を⽬的とした例会を実施します。例会においては、地域でご活躍される⽅々とともに、参加者それぞれの状況に適した向上のチャンスが何であるかを探ります。また例会を、⻘年部の団体の垣根を越えた交流の場とすることにより、新たな地域との繋がりの醸成を促し、地域経済の発展に寄与することを⽬指します。

⻘年部は、創⽴より31 年⽬を迎えます。その歴史は、諸先輩⽅が仲間とともに困難なときも対話を続け、歩みを⽌めなかった想いの結晶でもあります。例会だけではなく、例会の実施に向けた⽇々の⻘年部の活動においても、個々の意⾒を尊重し、対話を⼤切にすることにより、メンバーそれぞれの成⻑とともに、⻘年部の受け継がれてきた想いを繋いでいきたいと考えます。

スローガンの『和楽』の精神に基づき、KSK委員会の活動を通して、メンバーの経営資質の向上を『楽しんで』⽬指すとともに、会うたびに、ひとときでも緊張がほぐれ、互いに「元気にしてるか?」「⼤丈夫やで。」と声を掛け合えるような温かな仲間との『和』を育んでいけるよう、KSK委員会は、⼀年間活動をして参ります。

ミライク委員会

委員長 桂 典之

少⼦⾼齢化社会といわれて久しい⽇本ですが、本年以降、国⺠の5⼈に1⼈が75歳以上となる超⾼齢化社会を迎えます。その弊害は「2025年問題」と呼称され、⽇本経済や社会の広い領域に深刻な影響を及ぼすと⾔われています。少⼦化の解決が喫緊の課題となっていますが、内閣府が実施した近年の国際意識調査によると、「⼦どもを⽣み育てやすい国だと思うか」との質問に対し、「そう思わない」と答えた⼈の割合が⽇本では6割に達したとの発表がされており、社会で暮らす「⼤⼈」から希望や活⼒が失われつつあることが伺えます。

⻘少年は未来への希望や活⼒に溢れています。このような時代だからこそ、私たち⼤⼈が⻘少年から学ぶこともあるのではないでしょうか。我々、ミライク委員会はこれからの社会を⽀える⻘少年を育成することをその使命としています。本年も事業を通じて学校教育だけでは得られない⽣きた経験をしていただき、未来にはばたく⼀助となる事業を実施いたします。その事業に会員⼀同ご参加いただき、⻘少年との「和を繋いで楽しみ」、その活⼒や新しい考え⽅・⽣き⽅を取り⼊れることで皆様の本業に役⽴てていただきたいと思います。

また、ミライク委員会は市⻑・⾏政例会も担当いたします。⻘年部が⻘少年と市⻑・⾏政を繋ぐハブとなり、⻘少年には将来を思い描く機会とし、市⻑・⾏政には⻘少年施策を⾒つめ直す機会となるような取り組みをさせていただく所存です。

最後になりますが、何よりも会員の皆様に、そして参加してもらう⻘少年に楽しんでいただき、いつまでも繋がっていくご縁が⽣まれ深まるような⼀年となりますよう、「和楽」の精神で鋭意努めさせていただきます。

例会委員会

委員⻑ ⼭本 淳

昨年、私たち⻘年部は創⽴30 周年を迎えました。先輩⽅が築いてきた歴史を受け継ぎながら、新たな未来へ向け歩みを進める時が来ました。そのためにまず部会⻑基本⽅針である『和楽』〜和を繋いで楽しむ〜のもと、繋がり楽しむことをテーマにします。⼀⼈では成し遂げられないことも、仲間と繋がることで可能になります。

⼈と繋がることで新しい発⾒が⽣まれ、互いに刺激を受け、成⻑することが出来ます。そして、何よりも、繋がりが⽣まれることで喜びや楽しさが何倍にも広がります。繋がるためには「楽しさ」が必要です。相⼿を楽しませることで⼼の距離が縮まり、⾃然と絆が⽣まれます。そのためには、まず⾃分が⼀番楽しむことが⼤切です。⾃分が⼼から楽しめば、その姿が周囲に伝わり、場の雰囲気を明るくし、⼈と⼈を繋ぐ⼒になります。

例会委員会では、誰もが⾃然と関わりたくなる場を作り、仲間と共に充実した時間を過ごせるよう努めます。

世代を超えて学び合い、⽀え合う事で、より強い絆が⽣まれる。繋がることで、新しい可能性が広がる。

楽しむことで、その繋がりがより深くなる。共に笑い合い、次の世代へ誇れる⻘年部を築いていきましょう。